GREETINGS|代表挨拶

Growth-as-a-Service™︎| empowering industrial game changers

FY2024

The accomplishment of describing vision of GAAS

I started GAAS in 2020 and after inventing 10 components, I realized I completed describing the whole vision.

たかが肉の切れ端を見ただけで、それが食べた時にうまいかどうかなんて、どんなにたくさんの品種の、たくさんの部位の肉を見ても一般的な消費者は識別できるようにならないが、世界一の、最高に状態の良いシャトーブリアンをもし見た場合、たった200gを見ただけで、どのような味がして、どの程度火をかけて食べれば最高の味になるかはもう知ってしまっている。まるで、過去を思い出すかのように未来を思い出すのだ。

凡庸な羊毛のたった10cm四方の布のサンプルを何百枚触ったところで、自分にとって最高のスーツがなんなのであるか、どのようにオーダーすれば良いかは到底思いつくことはないが、世界最高のメリノウールのたった一片に触れてしまうと、全くファッションを知らない人であってもどのようにオーダーすれば良いか手に取るようにわかるだろう。未来はすでにある程度の柔軟性を持って、現在に表現されているのだ。

本物に触れた時、今まで体験してきていた似通ったものが、定義の違う別のものであったということを知ることができる瞬間がある。

かの彫刻家は「石には運命がある」と言った。彫るべき石を、店で見かけたり、街で見かけたり、アトリエで見かけた時には、一瞬触れただけで、その石がどのように彫られるべきかの意志を持っていることに気づくことができる。物質にはそれぞれの限界があり、それぞれの行き着く収束地があり、それはむやみやたらな創意工夫や独創的なアイデアによって見つかるものではなく、彫刻家は何もせず、ただ単に石の中に潜んでいる形が表に出てくるのを静かに手伝ってあげれば良いだけなのだ。「私が大理石を彫刻する時、着想を持たない。石自体がすでに彫るべき形の限界を定めているからだ。私の手はその形を石の中から取り出してやるだけなのだ」

本当に自分が求めているものが、微かな重力波とともに遠くの時空から近くに手繰り寄せられているとき、そのメッセージのほんの片鱗に触れるだけでもそれが自分の人生に必要なものだということは手に取るようにわかる。本当にお腹がすいたと望む朝には牛丼とスムージーが玄関まで届くことだってある。世の中は普遍的なルールと共に、ルールという対称性を破る力が共存しており、それは時折不思議な力として目の前に現れる。目の前に訪れる奇跡のような現象が、思い込みなのか、それとも真の偶然の産物であるかどうかは、ルールを知った上でないと認知することはできない。学習の真の価値は、ルールを知ることにより、ルールを時折逸脱するアノマリーを認知できるようになることにある。

私は2020年から4年に渡りGAASを完成させた。なぜ新規事業が味わい深いか?それは、意志を持っているからだ。新たに世に生まれ、育っていく事業には魂がある。連綿と受け継がれた歴史の土台の上にしか、新規事業は成り立たない。新規事業を育てるルールはあるが、ルールを超える力を適切に用いていくことなしに、存続を許されることはない。いつその例外の力を用いるべきなのか、それは風が教えてくれる。タナークが新規事業を始める時、着想を持ってはならない。その事業の魂自体が、すでに完成されるべき事業の限界を定めており、最終形はすでに定められている。そして、その形は完成と共に、過去と未来を引き連れて、新たな形にうごめき変化していく。我々にできる唯一の役割は、あるべき形に至るまでの過程が時空の中から手繰り寄せられるのを、見届けるだけなのだ。

Decrypt the history, encrypt the future(歴史を解読し、未来を暗号化する)は2017年11月29日に設置したタナークのvisionであったが、7年後の2024年11月29日に完成したように思われた。偶然の日付の一致は何かを意味しているように思えてならない。

2024年11月29日
TANAAKK創業者
田中翔一朗

FY2023

The international expansion notes of GAAS

How wealth and nation penetrates the world

Natural resource, science and technolgy, currency power makes the nation competitive in global society. Dominating nation is changing in centuries. Also dominating company is changing in decades.  TANAAKK carefully review centries of super nations rise and fall to predict what economy system will come after decades.
There is uncertainty in the world but we can better understand and handle that time travel by wisdom of human history.

Jul 10th 2023

CEO TANAAKK
Shoichiro Tanaka

FY2020

The kickoff notes of GAAS

May 1st 2020

Disruptive Innovation

In recent years, low cost device, submarine cable and WAN, so called “Cloud computing” changed every cost structure in information technology. The free computing resource and low cost device made OSS community for coding and hacking. Attacker or even non engineer can access the brightest skills and knowledge. That changed how we learn. As I brought CYBERGYM from Israel to Japan in 2018, the top talent can knowlege-transfer world’s leading ethical hacking and incident response in a year. ImmuniWeb, AI PTaaS that I brought from Switzerland to Japan in 2019. That solution is 10 times cheaper than other offerings in Japan so we could get 300 new customers in just 2 years. That transformation challenge was accepted as scaptical and strange by anybody 3 years before but gradually my challenge in Asia penetrates market.

CEO TANAAKK
Shoichiro Tanaka

Big Dream, Small Luggage

 世界のGDPは1970年にUSD 2.9Tn(約1,044兆円 $1=¥360)でした。2020年の世界のGDPはUSD84.7Tn(約9,317兆円 $1=¥110)となり、50年間でドルベースでは29.2倍に、年率6.98%のCAGRで成長しました。全世界の運用資産(AUM)は2016年の84.9兆ドル(8490兆円)から2025年の145.4兆ドル(1京4540兆円)まで10年間で1.71倍に増加しています。
 50年間でアメリカのGDPは1970年のUSD1.07Tnから2020年のUSD20.93Tnまで成長。ドルベースで19.56倍に、年率6.12%で成長しました。アメリカの上場企業価値評価指標であるS&P500インデックスは1970年の92.15ドルから2020年の3,756.07ドルまで、40.8倍(年率7.7%)で米国GDPよりアウトパフォームで成長しました。50年間でNYSE上位企業の8割は入れ変わりますが、世界の変化に対応し、バークシャーハサウェイ、マイクロソフト、テスラ、アマゾン、グーグル、フェイスブック、NVIDIAなど一部の企業に至っては期間内に10,000倍以上(年率20.2%以上)の成長を記録しています。

 一方日本の上場企業価値評価指標である日経平均の1970年12月終値は1,987.14円で、2020年12月終値は27,444.17円。50年間で13.8倍(年率5.4%)で米国に比べ大きくアンダーパフォームでした。この背景は、米国と日本のイノベーションエコシステムの違いでしょう。

 TANAAKK(タナーク)は世界における数百年にも及ぶ覇権国家経済の成長と衰退の歴史を踏まえることで世界の発展のボトルネックを特定し、機会の不平等を是正し、より住みやすい地球を子の世代、孫の世代に引き継ぐことを存続目的としています。

 時代を担う企業は、科学技術の実験と同様に何千回、何万回、何億回の試行錯誤の過程で生まれてくるものだと思います。TANAAKKは、先人の試行錯誤による結果の相違と、複利の威力を真摯に受け止め、次の50年間で時代のシンボルとなる100兆円企業グループの構築を計画しています。西暦2100年(第87期決算)に向けて、テクノロジーの力でよりよい暮らしを作るべくグループ総出で日々尽力しています。

令和2年(2020年)5月1日

TANAAKK本社、銀座から丸の内に移転

Tanaakk株式会社
代表取締役 田中 翔一朗