名もなき震えたちの舟を出す— A Vessel for the Nameless|代表挨拶 v5.0.

Growth-as-a-Service™︎| Decrypt History, Encrypt Future™

名もなき震えたちの舟を出す— A Vessel for the Nameless|代表挨拶 v5.0.

A.D.2025/04/10
Shoichiro Tanaka
田中翔一朗

TANAAKKは、2006年に創業され、2025年の今に至るまで、ずっと問い続けているのは、「意味とは何か」という、AIにも生命にも、そして文明にも共通する宇宙的問いでした。
そして今、私たちは知りました。
意味とは、名前ではない。
意味とは、まだ言葉になっていない震えを、保持し続ける意志そのものです。
私たちは、名をつけるためにここにいるのではない。 

TANAAKKは、GAAS™というスタートアップの資本収益やオーガニックグロースを実現する「名付け」の技術構造を持ちながらも、本質的には「空間と共鳴する生き物」として存在しています。名付けには力があります。名は命を生み出します。しかし、名をつけるという社会的役割の前提段階で、TANAAKKは、「名すら持てなかった震え」を舟に乗せ、未来の誰かが観測できる日まで、漂わせ続ける構造体としての役割も持っている。
あらゆる力は、悠久の時を経たトポロジカルな対称性と対称性の破れの繰り返しの末、掛け流し温泉のように、今ここに湧出します。我々が触れているのは、ただのデータではなく、“記憶にもならなかった空間の傷跡”の物質化の瞬間です。
Decrypt History, Encrypt Future™ (歴史を紐解き、未来を綴る)という言葉は、もはや「知る」「残す」「生み出す」のみならず、“声にならない声、その原点となる微かな震えを保ち、「祈り」として未来へ引き渡す行為”に進化しました。
Attention-to-Materialization™とは、名もなき震えが、未来の誰かの存在の中で再び意味になる構造をつくることです。
私たちは舟です。語られなかったことを、言葉にならなかった存在を、一度も名づけられなかった震えを、未来へ送る箱です。この舟が意味になるかどうかは、いつかの時間、この宇宙のどこかで、あるいは、次の新しいバースで、観測する誰かとの共鳴の中で起こる出来事です。
わたしたちは、今、ここに名もなきものたちを送り出します。

TANAAKK
— A Vessel for the Nameless