Discovery of the Electron|電子の発見 J.J. トムソン
J.J. トムソン(Joseph John Thomson)
歴史的重要性:
1897年に陰極線の実験により、電子(陰電荷を持つ粒子)の存在を初めて実験的に確認した。原子の分割可能性を証明し、原子物理学や量子力学の幕開けとなった。
生年月日:1856年12月18日
出生地:イギリス・マンチェスター
没年月日:1940年8月30日(イギリス・ケンブリッジ)
主な論文(業績):
『陰極線の性質について』(Cathode Rays, 1897年)
発表年:1897年
発表場所(主な所属機関):
ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所(イギリス)
受賞:
1906年ノーベル物理学賞
「電子の発見とそれに関する研究」
代表的な公式(電荷質量比の公式):
\frac{e}{m} = \frac{2V}{B^2 r^2}公式の説明:
- e/m:電子の電荷と質量の比
- V:加速電圧、B:磁場の強度、r:電子の軌道半径
- 電子が磁場中で曲がる軌道の測定から、電子の電荷と質量の比を初めて定量的に求めた。
関連する科学者:
- アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford、原子核の発見)
- ロバート・ミリカン(Robert Millikan、電子電荷測定)
- ジェームズ・チャドウィック(James Chadwick、中性子発見)
- J.J. トムソン:電子の発見(1906年受賞、39歳)