Standard Model Lagrangian|標準模型のラグランジアン

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Standard Model Lagrangian|標準模型のラグランジアン

標準模型のラグランジアン(Standard Model Lagrangian)

  • 発表者(代表的な研究者):
    • シェルドン・グラショー(Sheldon Glashow)
      • 生年: 1932年
      • 生誕地: アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク市
    • スティーブン・ワインバーグ(Steven Weinberg)
      • 生年: 1933年
      • 生誕地: アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク市
    • アブドゥッサラーム(Abdus Salam)
      • 生年: 1926年
      • 生誕地: イギリス領インド帝国・パンジャーブ州ジャン
  • 発表場所: 主にアメリカ合衆国、イギリスなどの学術誌(Physical Review Letters など)
  • 発表年: 主に1960年代後半~1970年代

標準模型のラグランジアン(Standard Model Lagrangian)

標準模型のラグランジアン LSMは以下のように記述されます。

\[{L}_{SM} = -\frac{1}{4}F_{\mu\nu}^aF^{\mu\nu}_a – \frac{1}{4}B_{\mu\nu}B^{\mu\nu} – \frac{1}{4}G_{\mu\nu}^aG^{\mu\nu}_a + \bar{\psi}(i\gamma^\mu D_\mu – m)\psi + |D_\mu \phi|^2 – V(\phi) – \left( y\,\bar{\psi}\phi\psi + \text{h.c.}\right)\]

ここで、各項は以下の意味を持ちます。

  • \[F_{\mu\nu}^a, B_{\mu\nu}, G_{\mu\nu}^a\]: 電弱相互作用と強い相互作用を司るゲージ場の場の強さ
  • ψ psi: フェルミオン場(クォーク、レプトン)
  • ϕ phi: ヒッグス場
  • Dμ: 共変微分(ゲージ場との相互作用を含む)
  • V(ϕ): ヒッグス場のポテンシャル
  • y: 湯川結合定数(フェルミオンとヒッグス場との結合強度)

標準模型は、素粒子物理学における基本粒子と相互作用を包括的に説明する理論です。